
大学のあり方──諸学の知と神の知
編著者 | 西谷幸介、東方敬信、塩谷直也、大森秀子、清水正、髙砂民宣、山室吉孝(執筆協力者)、東方和子(執筆協力者)、清水香基(執筆協力者) |
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刊行年月日 | 2014年3月31日 |
出版社 | ヨベル |
価 格 | 3,500円 |
プロジェクト名 | キリスト教大学の学問体系論の研究 |
所属研究部 | キリスト教文化研究部 |
目 次 |
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紹介文 | 本書は現代アメリカの指導的神学者の一人ハワーワスが、近年のアメリカの大学の状況を見据えながら記した 大学学問論である。 ハワーワスはメソジスト関連大学としても著名なデューク大学で長年教鞭をとってきた神学教授であり、2001年の「ギフォード講演」者であった。 その多読と多彩な知的交流に由来する、 現代アメリカの大学をめぐる興味深い情報提供と論点提示はそれだけでも有益で刺激的であるが、その議論の根底には 19世紀イギリスの博学ジョン・ヘンリー・ニューマンを参照した学問体系論が 据えられている。一時わが国でも話題となったが今や忘れ去られた感のある、 アラン・ブルームの『アメリカン・マインドの終焉』と読み比べれば、アメリカの──ひいては現代世界の──大学学問論の 根本問題が浮き彫りとなってくる。 |