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ヒューマン・ライツ教育──人権問題を「可視化」する大学の授業

編著者 大石泰彦、シン・ヘボン、別府三奈子、坂上香、森本麻衣子、野中章弘、髙佐智美、楊林凱、藤田早苗
刊行年月日 2015年3月30日
出版社 有信堂高文社
価 格 2,800円
プロジェクト名 人権教育の手法に関する多国間分析と青山モデルの構築
所属研究部 課題別研究部
目 次
はしがき
なぜいま、ヒューマン・ライツ教育なのか
ヒューマン・ライツ教育の実践──青学「ヒューマン・ライツコース」の取組み
ヒューマン・ライツ教育の諸課題
諸外国のヒューマン・ライツ教育
資料
あとがき
索引
紹介文  本書は、総研プロジェクトの「研究叢書」の一冊ではあるが、その内容は一般的な研究書とはやや異なっている。 その内容の中核におかれるのは「研究」ではなく「授業ドキュメント」、すなわち、私たちの研究の結晶として本学法学部のカリキュラムに加えられた ヒューマン・ライツ関係授業の実践報告であり、いわゆる「研究論文」は、その周辺に配置され、それを補完する役割を担っている。私たちプロジェクト参加者は、 この3年間、「研究」と「実践」を切断しないこと、つまり、研究は常に「いま、ここにいる」学生たちの人間的成長を促す授業の開発に資するものでなければならないと 心がけてきた。上述のような本書の構成は、そうした本プロジェクトの特質をよく表すものであり、また、そこにこそ私たちの願いと主張が込められているのである。