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「日本型」戦略の変化──経営戦略と人事戦略の補完性から探る

編著者 須田敏子、澤田直宏、山内麻理、宮副謙司、内海里香
刊行年月日 2015年3月12日
出版社 東洋経済新報社
価 格 4,000円
プロジェクト名 企業戦略と経営機能別戦略との影響関係の分析
所属研究部 社会科学研究部
目 次
はしがき
序 章
「日本型」戦略の変化──研究のフレームワーク
第1章
経営戦略論──環境変化に対する企業の適応プロセスの考察
第2章
制度組織論──組織フィールドにおける複雑な変化のメカニズムに迫る
第3章
国際経営比較論──各国の競争優位・劣位を制度補完性から解明
第4章
日本型戦略の特色と変化
第5章
電機産業──本格的に動き始めた「日本型」からの変化
第6章
製薬産業──進む商品・労働市場と人事戦略の変化
第7章
金融産業──多様化の進展とグローバル化への遠い道のり
第8章
流通産業──百貨店・専門店の業態特性と市場環境変化への適応
紹介文  「失われた20年」との言葉が示すように、かつて有効に機能した日本型と呼ばれる戦略が、環境変化によって有効性を失っている。 本書では日本企業が置かれた環境変化をより具体的に知るために、日本という国レベルと産業レベルの2レベルの環境レベルを設定。企業の置かれた環境と経営戦略・ 人事戦略の2側面に焦点をあて、分析している。産業として取り上げたのは、電機・製薬・金融・流通の4産業。競争環境・規制環境・地域独自性など様々な面で異なる 4産業において経営戦略・人事戦略がなぜ、どのように変化しているを追及し、戦略変化の多様で複雑な動きを捉えた研究書である。